- つみたてNISAって儲かる?
- つみたてNISAの運用実績は?
- つみたてNISAはやるべき?
つみたてNISAって最近よく聞きますが、本当に大丈夫?と心配ではないですか。
そこで、つみたてNISAを利用して、投資信託を運用した実績を公開します。
この記事では、夫婦でやっているつみたてNISAの両方の運用実績を公開しますので、それぞれで運用中の投資信託の銘柄比較ができるように紹介します。
500万円増やせました。
平均年収の共働き夫婦ですので、ごく一般的な収入(手取り合計700万)ですが、少しの知識と一歩を踏み出すことができれば誰でも再現できます。
- 投資によって資産を増やせる
- 暴落時をイメージでき失敗しない
- 低コストな銘柄を運用でき利益がでる可能性が大きくなる
- 低コスト・人気の証券会社で運用することで収益につながる
結論は、暴落時には一時損失はあるかもしれませんが、つみたてNISAは、ほったらかしで運用できますので、チャレンジしやすく投資初心者にもオススメできます。
今回は5月のアメリカ株価下落を反映しています。
大きな下落時の運用実績ですので、これから運用される方も参考になると思います。
投資の実績を公開中!お得に投資するために利用している制度や購入している商品や投資信託の情報のまとめ記事を作成しています。
我が家のすべて運用と資産の推移や、実際に利用している非課税制度や購入している投資信託の紹介しています。また、投資で成功する秘訣を解説していますのでチェックしてみてください。【実績公開】投資で運用した結果を紹介【投資ブログ】まとめ
つみたてNISAとは
つみたてNISAとは、非課税で運用できるお得な制度です。
なぜなら、特定口座など課税口座だと、売却時に課税されていまいます。
しかし、つみたてNISA口座では、売却時に課税されません。
制度の概要は次の通りです。
私は毎月¥33,333×12カ月 積み立てています。
たとえば、今年40万円積み立てて、20年後には130万円になった場合、
売却益に約20%課税されます。
130ー40 = ¥90万(利益)
¥90万円 の 20% → ¥18万 の税金が掛かることになります。
課税されるので¥130万そのまま受け取れません。
上の運用をつみたてNISAで運用すると、¥18万 お得に運用できることになります。
さらに、これを毎年20年間継続した場合は、¥360万 もお得になります。
今回のシミュレーションは利率6%で計算しています。過去の実績からも不可能ではない利率です。
いつ売却しても非課税なので、利用しやすい制度です。
また、ファンド選定も金融庁のあらかじめ選択した商品から購入することになりますので、失敗も少ないものと予想されます。
つみたてNISAは、お得に運用できる優秀な制度です。
他にジュニアNISAもおすすめできる制度です。2023年までの期間限定の制度ですので、是非利用することをおすすめします。次の記事で詳しく紹介していますので、気になる方はチェックしてみてください。
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【実績公開】まとめ|ジュニアNISAをはじめるべき1つのこと【実践ブログ】
ジュニアNISAってはじめるべき? ジュニアNISAってお得? ジュニアNISAどうやって活用する? ジュニアNISAは他のNISA制度に比べると、人気が低い制度でした。 実はジュニアNISAは他の制 ...
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運用利益は?運用実績公開します
つみたてNISAの運用実績を公開します。
また、運用期間の異なるNISA口座も合わせて公開します。
【実績公開】つみたてNISA 2口座分
夫婦2人分を合わせて紹介していきます。
続きまして口座②です。
口座番号 | インデックス | 損益(損益率) |
口座① | アメリカ株 | +¥23,614(+4.1%) |
口座② | 全世界株 | -¥5,437(-0.9%) |
インデックス投資を実践していて、上記の銘柄をつみたてNISAで運用しています。
同時期に、同額つみたてを開始していますので、リターンの差がよくわかります。
あとで銘柄については解説していきます。
アメリカ > 全世界というのが明確にわかります。
最近はアメリカ市場が下落相場ですが、トータルではなんとか含み益の状態です。
【実績公開】NISA 2020年分
続いて2020年分のNISA口座の運用実績を公開します。
口座名 | インデックス | 損益(損益率) |
NISA口座 | アメリカ | +¥874,448(+72.8%) |
こちらはつみたてNISAと比較して、大きく利益が出ている状態です。
なぜなら、運用期間が長い分複利の効果で利益が大きくなり、下落してもそれまでの利益でカバーできるからです。
銀行預金では考えられない増え方をしています。
投資においては長期間運用することの重要性が、実績からわかります。
運用で損しない?よくある実際の失敗
結論からいうと、損する可能性があります。
なぜなら、投資はリターンを得るためにリスクを取るからです。
銀子預金のようにノーリスクでは得られるリターンはほぼありません。
実際に暴落時のチャートを紹介します。
コロナショック時は損失の状態でした。
チャートは 2019年に開始したNISA口座です。運用期間が短かいので損失額は-¥13万となりました。
資産全体では-¥100万の損失まで広がりました。
暴落時は精神的につらいものです。
- 価値が¥0になるんじゃないか?
- これより下落する前に売却しよう。
- 安心して夜も眠れない。
プレッシャーとなり、売却してしまうことがよくある失敗です。
インデックスに投資している限り、価値が¥0になることはほとんどないでしょう。
インデックス投資は過去の暴落を乗りきって現在に至ります。
そのため、一時的に損失があるものと腹落ちするまで理解して、投資することが重要です。
また、暴落時に焦って売却しないように適正なリスクを取ることが大切です。
リスクの取り方については千差万別ですが、様々な考えかたの中から、自分にあったものを選択することも大切です。リスクの取り方についてパターンを紹介していますので、気になった方はチェックしてみて下さい。【簡単解説】投資のポートフォリオの組み方は?チェックリストで自分に最適なポートフォリオを組む
運用おすすめ銘柄
実際に運用している銘柄を紹介します。
投資は銘柄選定が大切です。
このブログではインデックス投資をオススメしています。
なぜなら、インデックス投資は初心者にもオススメできる理由があるからです。
理由は次のとおりです。
- 信託報酬が安い
- 長期的にはリターンを得てきた
- 運用中はほったからし
以上の理由で、初心者のかたにもオススメできます。
運用中の銘柄
つみたてNISAで運用している銘柄を紹介します。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- インデックス:S&P500
- 信託報酬:0.10%
手数料の安さで保有しています。コア投資としているVTIとほぼ同じ動きをしますが、信託報酬の安さで購入してみました。
あとで、VTIと比較してみます。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- インデックス:MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス
- 信託報酬:0.11%
アメリカが世界のトップから転落するようなことも考えられます。その時の予防線のためのファンドです。資本主義経済が続く限りこちらのファンドを保有するだけで、恩恵を得ることが出来ます。
資産がある程度大きくなってきたら、もう少し多く購入してもいいかなと思っています。
全世界株は2銘柄保有しており、
「楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)」
⇒ 「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」へ切り替えました。
決め手は手数料の安さです。
楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)の特徴は次の通りです。
- インデックス:FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス
- 信託報酬:0.20%
両社のインデックスを比較しました。
銘柄数は 9000 → 3000 と少なるなるものの、十分に分散されており、信託報酬が半分になるため切り替えてみました。
その他おすすめ銘柄
ほかのオススメ銘柄はVTIをインデックスとするファンドです。
我が家の資産のコアはVTIに連動するファンドです。
今話題の厚切りジェイソンさんもオススメしています。
上記で公開したNISA口座で運用しているファンドもVTIに連動するファンドです。
ただし、上記で運用しているものより安い商品が発売されていて、さらに一押しのファンドを紹介します。
SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
SBI証券から昨年発売されたファンドになります。
ファンドの特徴は以下の通りです。
- インデックス:CRSP USトータル・マーケット・インデックス
- 信託報酬:0.09%
信託報酬は eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) と同程度になります。
両社のインデックスの比較は次の通りです。
銘柄数が大きく異なっています。
過去の成績もほぼ同じなので、どちらが良いということではなく完全に好みです。
ただ、投資のセオリーは「分散」ですので、暴落時には分散の効果で多少異なってくるのではないかと個人的には思っています。
私は課税口座で定期購入しています。
SBI・V・全米株式インデックス・ファンドはSBI証券でしか購入できませんので、気に入った方はSBI証券で購入しましょう。
運用資金ってどう準備する?
つみたてNISAがお得なのはわかったけど、どうやってお金を捻出すればいいの?というかたもいらっしゃると思います。
無理なく仕組み化することが大切で、まずは月1万円を目標にスタートします。
捻出方法のオススメは次のとおりです。
- 固定費見直し
- 給与天引き
- 銀行預金
順番に紹介していきます。
固定費見直し
固定費とは保険、スマホ契約、家賃、水光熱費などです。一度見直すことができれば、継続的に効果がありますので、一番オススメです。
ほかにも資産形成ランキングとして、効果の高かった資産形成術を紹介しています。気になった方はチェックしてみください。
共働き 貯金 年間1000万円達成!?資産形成方法をランキング形式で公開
給与天引き
お金はある分だけ使ってしまいます。使う前に取り分けるために天引きを利用しましょう。
具体的には、給料日に給与口座から、運用のための銀行口座へ定期送金させる方法があります。
もし、給与口座と証券口座と連携させる銀行口座が一緒であれば、つみたて設定を行ってしまいましょう。
銀行預金
ある程度預金があるなら、資産の一部を投資してみましょう。
銀行預金は無リスク資産と呼ばれ、年齢の割合分だけ無リスク資産を置いておくという考えがあります。
40才のかたに1000万円貯金があるとすれば、
400万円は無リスク資産として置いておき、その他600万円は投資するという考えです。
2~3年うちに大きな出費がある場合は別に確保しておきましょう。
投資を始めるタイミングは「できるだけ早く」です。
今回の実績の通り、運用期間が長いほど大きなリターンを得ることができるからです。
次に紹介する証券会社を開設してすぐに開始することが運用がうまくいく近道です。
おすすめ証券会社
投資を行うためには証券会社に口座開設が必要になります。
証券口座を開設しておけば、現在は世界中の株やファンドにアクセスできます。
私は実際、SBI証券と楽天証券の両方に開設&運用しています。
それぞれどういった人にオススメできるか紹介します。
次の記事で使った正直な感想や両者を比較してメリデリを評価していますので、気になった方はチェックしてみてください。
【徹底比較】SBI証券or楽天証券どちらがおすすめ?【実践ブログ】
SBI証券
SBI証券がオススメ出来る人は次のとおりです。
おすすめできる人
コスパ重視
好みですが、私はコスト重視なのでSBI押しです。
楽天証券
楽天証券がオススメ出来る人は次のとおりです。
おすすめできる人
操作性と楽天ポイントの使い道を重視
証券口座の開設は少し面倒ですが、銀行口座では考えられないような利率で運用することができます。
どちらも無料で開設でき、株式はインフレにも強いと言われていますので、この機会に是非開設をおすすめします。
まとめ つみたてNISAを上手に利用して投資をはじめよう
つみたてNISAの実績の紹介や銘柄のポイントは次の通りです。
つみたてNISAは、万人向けに設計されたオススメできる制度です。是非活用してお得に投資ライフを送りましょう。
つみたてNISAとは
- 年間40万円を上限に非課税で運用できる
- 最大20年間の運用できる(いつでも売却可能)
- 金融庁が絞り込んだファンドから選択する
最近はアメリカ株が下落して、運用益もパッとしません。こういう状況こそ知っておいて、ご自分の運用に生かせていただければ幸いです。
また、運用期間が長いほどリターンも大きくなりました。
運用利益は?つみたてNISA+NISA 運用実績公開
口座名 | インデックス | 損益(損益率) |
つみたてNISA口座① | アメリカ株 | +¥23,614(+4.1%) |
つみたてNISA口座② | 全世界株 | -¥5,437(-0.9%) |
NISA口座 | アメリカ株 | +¥874,448(+72.8%) |
このブログではインデックス投資を実践しております。再現性も高く初心者のかたにおすすめできます。インデックス投資で運用している銘柄は次の通りです。
運用中のおすすめ銘柄
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
運用資金は悩ましい問題ですが、少しずつ自分に合った方法で積み立てしていきましょう。
運用資金ってどう準備する?
- 固定費見直し
- 給与天引き
- 銀行預金
世界中のファンドにアクセスできる良い時代になりました。取り残されてインフレに負けないように証券会社を開設しておきましょう。
手数料が安く無駄な勧誘のないネット証券をオススメします。ネット証券の中でも次の2つのどちらかから開始すれば大きな失敗はありません。
おすすめ証券会社
- SBI証券
- 楽天証券
つみたてNISAは、定期的に積み立てることができ、長期保有を前提とした、インデックス投資と相性のとてもよい制度です。
現状、下落傾向ですので始めたばかりの口座は運用はイマイチでしたが、ここは辛抱強く続けようと思います。
アメリカ市場が回復することを願っています。
それでは。よいマネーライフを。