みなさん家計簿って続いていますか?
わたしも以前に、辞めてしまった一人です。
今は継続して家計管理できています。
家計管理方法をまとめてみました。
エクセル使用を前提としたずぼらな家計管理方法です。
それではさっそくポイントです。
1.目的は「つける」でなく、「管理する」
続かなかった理由を考えますと、つけることで終わっているからだと思います。
「しっかりつける」で終わるだけだと、終わりのない苦行ですよね。
なので、続かないんだと思いました。
はじめに「~を管理するから、つける」というのをしっかり理解することが大切です。
管理するポイントは後述しますが、
ここで大事なポイントは
家計管理とは「管理する」ための「つける」
2.しっかりつけない(項目と記入方法の最適化)
しっかりつけると、続かないので「つける」を省力化しましょう。
よくある家計簿は項目が充実して多いです。
基本的には、自作で家計簿を作成します。
しっかりつけないためのポイント
- 支出項目を最適化する
- 記入桁数を減らす
まじめに家計管理している人に怒られそうですが、続けるためにはこれが必要です。
支出項目を最適化する
最適化するとは、管理したい支出項目のみに絞ることを指します。
よくある支出項目は飲食費、住居費、水道光熱費・・などありますよね。
その項目を「生活費」にまとめます。
そして、管理したい項目のみを出します。
我が家の場合は、「娯楽費」と「固定支出費」と「引き落とし貯蓄費」と「一時的な支出」です。あとはすべて「生活費」に計上します。
これをすることによって、結果的に「つける」が楽になります。
そのかわり、
「電気代を節約したいけどわからない」といった管理できないことが出てきます。
それは家計管理の次のステージだと思います。最低限管理するには大丈夫でしょう。
記入桁数を減らす
また、入力桁数を X.X万円 までとしています。つまり百の位は四捨五入です。
ザどんぶり勘定です。この辺りは好みなので精度とスピードはトレードオフです。
ここでのポイントは
最低限の「つける」に絞ること
3.楽に「つける」ための準備をしよう
「つける」を続けるには作業を楽にする必要があります。
そのための準備のポイントがあります。
- 現金払いを辞め、キャッシュレス決済方法を絞る
現金払いを極力少なくし、計上するレシートを少なくしましょう。
また、キャッシュレス決済方法を絞ることにより月末に確認する「明細一覧」
の数も少なくなります。
ここまで準備できれば、
- 日々現金払いのレシートは一カ所に貯める。
- 家計簿をつける日に、レシートおよびキャッシュレス決済の明細一覧から、必要な管理項目の合計で記帳して終了です。
一例を挙げますと
「娯楽費」、 「一時的な支出」
=レシート・クレジット明細の娯楽費項目の合計
「生活費」
=レシート・クレジット明細 合計
ー 「娯楽費」 ー 「一時的な支出」
あとはエクセルの機能で、「固定支出費」と「引き落とし貯蓄費」を固定値を引いています。
「固定支出費」と「引き落とし貯蓄費」は銀行引き落としなので、レシートとクレジット明細表には含まれません。
「固定支出費」は携帯代、保険代、家賃、教育費があります。
入力項目は
「収入」「生活費」「娯楽費」「一時的な収入・支出」だけ入力しています。
月に1度30分程度で完了します。
現金払いを辞め、キャッシュレス決済方法を絞れば、作業時間を短縮できます。
4.きっちり管理する
これで終わらせてしまっては、次のない作業になってしまい辞めてしまいます。
ここからはきっちり管理しましょう。
管理するポイントは
- 収支がプラスか
- 平均支出以下か
- 収入の20%(目安)は貯蓄できているか
でしょう。徐々に支出の見直しレベルは上がっていきます。
それでは詳しく見ていきます。
1.収支がプラスか
これができていないと、即家計の見直しが必要です。
財産を食い潰している可能性大です。
ただし、一次的な支出による影響もあるので
大きな一次的支出がある場合は、もう少し様子を見ます。
2.平均支出以下か
あくまで目安ですが、平均と比較してみましょう。
資産形成するのであれば「消費支出」は下回っていたいものです。
世帯別平均支出
支出項目 | 30~39歳 | 40~49歳 |
---|---|---|
消費支出 | 257184 | 306151 |
食料 | 61978 | 74076 |
住居 | 29674 | 19306 |
光熱・水道 | 16922 | 19939 |
家具・家事用品 | 8949 | 10448 |
被覆及び履物 | 10822 | 13082 |
保健医療 | 9716 | 10580 |
交通・通信 | 43550 | 51423 |
教育 | 9616 | 22341 |
教養娯楽 | 27812 | 33249 |
その他の消費支出 | 38145 | 51708 |
3.収入の20%(目安)
子供の教育費が徐々に増え支出レベルが上がるとは思いますが、貯蓄が予定通り出来ているかが確認ポイントです。
収入の25%を貯蓄し続け、資産形成した方もいらっしゃいます。
ダブルインカムでしたらもっといけます。
パートナーの収入はすべて貯蓄するくらいの目標を持ちたいです。
以上が管理ポイントでしたが、どこを目標として頑張れるでしょうか。
どれも目安ですが、目標を徐々に上げていけばよいと思います。
支出の最適化のやりかたは
見直す順番は 固定費娯楽費生活費が良いでしょう。
ここでいう固定費は生活レベルは極力落とさない方が続きます。
また、目標に到達出来ない場合は、管理する項目を増やすなど
自分なりにアレンジしていってください。
ポイントを押さえ、しっかり管理する
5.モチベーション維持のために続く仕組みを整える
この項目が続けるのに一番大事かもしれません。
資産形成は夫婦でするものです。
一人が頑張っても一人が浪費していると、頑張れないです。
家計簿をつけるのも出来ればしたくないです。
なのでモチベーションを維持するポイントは以下のとおり
- 夫婦で目標を共有化する
- 家計管理をおこづい制にする
夫婦で目標を共有化する
「子供の教育費を準備するために、これだけ貯金しないといけない」
「これだけ資産形成をして、お互いアーリーリタイアして全国を旅しよう」
とか目標を共有化することは大事です。
家計管理をおこづい制にする
我が家は基本的におこづかいは歩合制です。
家計のためになるアクションでおこづかいが発生しますw
ちなみに家計簿は¥5000です。
二人とも家計簿をつけたがりますw
最後は、支出を最適化するために、家計管理しているはずなのに、こづかい制って矛盾してるように思えます。
しかし、お互いがお金のことについて興味を持ち、話し合う時間を取ることができます。
それって大事で
今までは「お金は汚い」というイメージがあって、お金のことをあまり話してこなかったんです。
でも、子供のことも将来のことも不安で、
お金って生活になくてはならないのに、
あまり考えていないことは良くないって思い始めました。
今ではしっかり管理でき、毎日を安心して幸せに暮らしている実感があります。
もっと学びたいし、色々なこともチャレンジしたくて良い効果ばかりです。
夫婦でお金について積極的に話してみませんか。
まとめ
- 家計管理とは「管理する」ための「つける」
- 最低限の「つける」に絞ること
- 現金払いを辞め、キャッシュレス決済方法を絞る
- ポイントを押さえ、しっかり管理する
- モチベーション維持のために続く仕組みを整える
どれか一つでも実践してみたいなと思っていただけたら、うれしいです。
是非チャレンジしてみてください。
巷では、家計アプリで「つける」ことを省力化できるとのことなので
しっかり管理できるのであれば、ご自分に合うのであればそちらもどうぞ。
しっかりつけることが楽にできるのであれば、それに超したことはありませんので。
それではよいマネーライフを。