複数口座を一括管理したい
リバランスで便利なツールは?
リバランスを簡単にしたい
リバランスにはリスクを低減し、リターンを向上させる効果があります。
実はリバランスはツールを使うことで簡単に行う方法があります。
なぜなら自動で情報を収集してくれて、手間を省けるからです。
500万円増やせました。
平均年収の共働き夫婦ですので、ごく一般的な収入(手取り合計700万)ですが、少しの知識と一歩を踏み出すことができれば誰でも再現できます。
この記事ではポートフォリオやアセットアロケーションのリバランスで利用しているツールの紹介をします。
この記事を読むと解決する悩み
- リバランスを簡単に行うツールがわかる
- ツールを使うことでリバランスが手間なく行える
結論は自動的に資産情報を取得してくれるサービスを利用し、手間なく簡単に確認してリバランスします。
それでは解説していきます。
投資の運用~売却までやることをまとめた記事を作成しました。ポートフォリオを設定するのに大切なリスク許容度の考え方やリバランス方法、出口戦略では資産を減らさず売却する方法を知りたい方は【超初心者向け】年間500万円増!平均年収サラリーマンが実践する 投資の運用方法【まとめ記事】をチェックしてください。
リバランスとは
リバランスとは目標ポートフォリオとのずれを修正することです。実際には売却、購入を行うことでずれを修正します。
リバランスとは
- リバランスはリターンを向上させる効果がある
- リバランス頻度は人により変わり、目標ポートフォリオから10%程度ずれると行う
一つずつ解説していきます。
リバランスのメリット
リバランスにはリスクを低減させ、リターンを向上させる効果があります。機械的に行うことが結果的にリターンを向上してくれます。
投資の名著である「ウォール街のランダムウォーカー」ではリバランスの効果を以下のように紹介しています。
リバランスすれば、リターンが向上します
リバランスのタイミング
リバランスのタイミングは行うタイミングは目標アセットアロケーションやポートフォリオから10%程度ずれた時に行います。
ただし、以下の点に注意してリバランスします。
リバランスの注意点
- 頻度が多いとリターンが低下する
- リバランス自体に手間がかかる
次の記事でリバランスについて詳しく説明してメリット・デメリットを解説しています。
【年間500万円増】投資リバランスの効果やタイミングは?抑えるべき2つのこと
リバランスのやり方
リバランスのやり方は次の通りとなります。
リバランス手順
- 情報を収集する
- 目標ポートフォリオとのずれを確認
- リバランスを行う
それでは詳しく解説していきます。
情報を収集する
現在の資産状況を把握するために情報を収集します。
銀行口座や証券口座が複数あるとここでかなり時間を取られてしまいます。家族分あったりすると、10口座以上存在したりします。
今回はここの時短に役立つツールを紹介します。
便利ツール
- マネーフォワードME
- Investing.com
これらを利用して、自動的に情報を収集してもらい効率的に資産状況を把握します。
次の通りに各ツールを利用しています。
管理対象 | ツール |
銀行口座の一括管理 | マネーフォワードME |
株・投資信託の一括管理 | Investing.com |
資産状況の一括管理 | Excel |
最終的にデータとして残したいので、Excelやスプレッドシートに保存します。サービスの突然の終了はあり得ます。また、自分なりに加工できるのも便利です。
まずはマネーフォワードMEで現金を把握します。給与口座や引落とし口座として複数存在している上に、ログインの手間が掛かります。
家族分の管理は大変なので自動で取得してくれる機能は助かります。
次にInvesting.comで株・投資信託の資産状況を把握します。
こちらは購入したタイミングで手動入力で情報更新する必要がありますが、一度更新しておけば後は時価評価額で計算してくれます。
また、保有資産情報をCSV出力できますので、使い勝手がよいです。
ツール内でポートフォリオも表示し商品毎に表示される機能もありますが、商品毎は細かすぎるので、あとで見やすいように微調整していきます。
最後にExcelもしくはgoogleスプレッドシートでそれぞれで収集したデータを一括管理して見やすいように加工します。
目標ポートフォリオとのずれを確認
資産状況を把握したら、目標ポートフォリオと比較します。
目安は10%以上ずれていればリバランスを行います。
リバランスを行う
リバランスは基本的にノーセル・リバランスを軸に行います。インデックス投資では頻繁に売却は行いません。
頻度の多いリバランスは売買コストがかかりますので、リターンに悪い影響を与えます。
ツールの機能紹介
ここからはそれぞれのツールの解説を行います。私は次のように資産状況のチェックにツールを利用しています。
いつなにをチェック | 利用ツール |
毎週の株式資産のチェック | Investing.com |
毎月の家計収支のチェック | マネーフォワードME |
3か月毎の資産状況のチェック | マネーフォワードME + Investing.com |
それでは個別に使用感を紹介します。
マネーフォワードME
家計簿アプリとして有名です。私も一年くらい利用していて自動連携機能は便利です。
家計簿 マネーフォワード ME かけいぼでお金や口座の管理
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特にクレジットカード情報も登録しておくと、利用の都度連携してくれ利用した当月に計上します。
何買ったっけ?ということも少なくなりました。
無料版の注意点
- 10口座分しか連携できない
- CSV出力機能が使えない
- 1年分のデータしか閲覧できない
- ポートフォリオが確認できない
これらの機能を制限なく利用したいのであれば有料版を検討しても良いでしょう。
Investing.com
投資信託や国内・米国株式など多種多様な株式資産に対応しているので、こちらを選択しました。
株・FX・金融ニュース-Investing.com
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米国株式に対応していないツールもあります。特にCSV出力機能はうれしいです。
気になる点
- 商品毎にポートフォリオが表示される
- 購入毎に商品を手動で追加する
- 広告が多い
商品毎にポートフォリオは不要で、逆に見にくいです。データを出力した後にExcelで加工しています。
番外編 アセットアロケーション・ポートフォリオを決めるツール
ここからは番外編ということで、アセットアロケーションやポートフォリオを決めるツールを紹介します。
アセットアロケーションは、自分にあったリスク許容度を把握することが重要ですので、次の記事を読んで理解を深めることをオススメします。
【簡単解説】投資のポートフォリオの組み方は?チェックリストで自分に最適なポートフォリオを組む
どれも正解はなく、参考として紹介します。あくまで資産全体で考えることが大切であることと、投資する本人のリスク許容度、選好度を理解することが大切です。最終的には自分に合ったアセットアロケーションを決めていくべきです。
全国銀行協会
一般社団法人 全国銀行協会が提供するリスク許容度診断テストです。質問10項目答えると、資産カテゴリ「収益性」、「流動性」、「安定性」の配分を示してくれます。「流動性」=現金のことだと思います。所有金融資産の割合から考慮した資産配分になっていると思われます。
モーニングスター
モーニングスターが提供するリスク許容度診断です。質問7項目を答えると、国内外の「株式」、「債券」、「リート」の6カテゴリから配分を示してくれます。
あくまで投資に回す資金の中での配分となります。所有金融資産ではないので、自分のライフスタイルにあった現金も所有しておくことが大切です。
ウェルスナビ
自動でポートフォリオ&リバランスを行ってくれるサービスを提供しているウェルスナビの無料診断です。質問6問を答えると診断してくれます。コモディティクラス(金)含んだ詳細な商品まで提示してくれます。
こちらも投資金額の中での配分になります。資産全体ではないので、現金をいくら持っておくかは自分で判断する必要があります。
運用商品まで提示してくれますので、参考になります。
マイインデックス
便利ツールを提供してくれる「myINDEX」というサイトです。
ある程度自分のリスク許容度を把握してから使用するツールになると思います。
各資産の過去の実績値を利用したリターンとリスクのシミュレートができ便利です。
まとめ 自動で情報を収集してリバランスをして、リターンを向上させよう
投資するにあたって便利なツールを上手に活用して、手間を減らすことができます。
ポイント
自動で情報を集めてくれるツール
- マネーフォワードME
- Investing.com
を利用して楽に管理する
家計簿 マネーフォワード ME かけいぼでお金や口座の管理
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株・FX・金融ニュース-Investing.com
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インデックス投資は手間の掛からない投資です。複数の口座管理の手間が嫌になって辞めてしまうのはもったいないです。管理を少しでも楽にして長期的に投資を続けることが大切です。
それでは。よいマネーライフを。