【簡単解説】ジュニアNISA ポートフォリオ公開! 設定3ステップを紹介 【実践ブログ】

ジュニアNISAを始める

【簡単解説】ジュニアNISAポートフォリオ公開!設定3ステップを紹介【実践ブログ】

ポートフォリオって具体的には?
ポートフォリオの設定方法は?
ジュニアNISAでなにを購入すればいい?

実はジュニアNISAのポートフォリオはジュニアNISA口座内だけで考えるべきではありません。

なぜなら、ジュニアNISAは細かい売買を前提とした制度ではないからです。

 

まめた
私は昨年の一年間で資産額を
500万円増やせました。

平均年収の共働き夫婦ですので、ごく一般的な収入(手取り合計700万)ですが、少しの知識と一歩を踏み出すことができれば誰でも再現できます。

この記事はジュニアNISAでポートフォリオを設定するために、押さえるべきポイントを紹介します!

この記事を読むと解決する悩み

  • 最適なポートフォリオでリターンがよくなる
  • 実績のある銘柄を参考にして効率よく投資できる
  • 注意点を押さえることで失敗せず運用できる

結論は、ジュニアNISAのポートフォリオは資産全体を考慮して決定し、売買を行わない制度であるため、一つの銘柄だけでも立派なポートフォリオになります

この記事を読むと、ポートフォリオ設定ステップのポイントを押さえて効率的に始められます。また、ジュニアNISAの注意点も押さえることで、失敗せず運用することができますよ。

まめた

運用中のポートフォリオを公開します。

それでは解説していきます。

ポートフォリオとは

ポートフォリオとは、金融商品の組み合わせのことです。

具体的には、次のように各銘柄の割合を決めて、運用します。

銘柄A 50% 
銘柄B 30% 
銘柄C 20% 

様々な特徴の銘柄を組み合わせることで、自分に合った運用を行うことかと思います。

まめた

ポートフォリオはどんな銘柄をいくら運用するのかといえます。

ジュニアNISAとは

ジュニアNISAとは、年間80万円を上限とし投資でき、運用によって得る利益を非課税で受け取ることができる制度です。

制度の概要は次の通り。

ジュニアNISAとは 金融庁
出典:金融庁 ジュニアNISAとは

子供名義毎に1口座作り、毎年80万円投資できる枠があるといったイメージ。

ジュニアNISAを活用するための、全体像を解説した記事になります。ジュニアNISAは期間限定。注意点や手続きなどのポイントも押さえていますので、気になった方はチェックしてみてください。

ジュニアNISAの実績

現在ジュニアNISAで利益が出ているのか、運用している状況を公開します。

我が家のジュニアNISAの実績は次の通り。

2022年7月 現在

+78万円の実績になりますね。

約3年間運用してきましたが、低金利の定期貯金や学資保険では真似できないリターンと言えます。

ジュニアNISAの実績は次の記事を更新していますので、最新情報を知りたい方はチェックしてください。

ポートフォリオのメリット

投資とは

ポートフォリオを設定して、運用すると次のメリットがあるんです。

  • 自分にあった運用ができる
  • リバランスの指標になる

自分に合った金融商品を選択することで、保有中も安心して運用することが出来きますね。

まめた

値動きの激しいものばかりだと常に気になってしまいます。

また、組み合わせのバランスが崩れた場合に、元のバランスに戻す指標として利用し、リターンを向上させることができます。

後で詳しく解説しますが、リバランスは売買を伴うのでジュニアNISAでは行うべきではありません。

そのため、ジュニアNISA口座では、メリットは限定され自分にあった運用ができることがメリットと言えますね。

ポートフォリオのバックテストをしてみた

ポートフォリオを過去のデータから検証することができます。
参考サイトはこちら「Portfolio Visualizer」

今回は次の条件で検証

  • 株式100%
  • 株式80%と債券20%
  • 株式50%と債券50%
株式:VTI 債券:BND

2008年から2022年まで運用した結果です。S&P500と比較しています。

2008-2022バックテスト
バックテスト結果

結果は株式100%リターン(+9.14%)が優れていたことがわかりました。

様々な暴落も経験していますが、2008年から2022年は株式100%に軍配が上がりました。

まめた

値動きがありますが、リターンを求めるなら株式多めとなりますね。

そのため、株式100%でも、立派なポートフォリオと言えます。

運用中のポートフォリオ公開

それでは実際に運用している次のポートフォリオを公開します。

  • ジュニアNISAのポートフォリオ
  • 資産全体のポートフォリオ

ジュニアNISAのポートフォリオ

ジュニアNISAで実際に運用しているポートフォリオを紹介しますね。

米国:VTI

一つの銘柄で運用中です。

理由は次の通り。

  • シンプル=管理が楽
  • 資産全体でバランスを取っている

購入や状況をチェックするのに、銘柄が複数だと煩雑になります。
シンプルに運用することで、購入や状況確認も手間がかかりません。

また、株式100%はリスク取り過ぎなのでは?と思われるかもしれません。

ですが、先のシミュレーションでも結果が良好だったこと と 資産全体でバランスを取っているから(後ほど紹介します)です。

まめた

運用期間が平均で約10年あります。

長期運用とは?

一般的に長期運用することで、リターンが安定します。
運用期間も子供によっては10年以上確保できるので、値下がりリスクもカバーできると考えています。

以上のことから、ジュニアNISAでは一つの銘柄を運用しています。

資産全体のポートフォリオ

次に我が家のポートフォリオを紹介します。

現在のポートフォリオ2021年10月

ジュニアNISAで運用している銘柄は、米国株式の一部となります。

そのため、必要時に値下がりしても、そのほかの資産で賄うことができると考えています。

具体的には、引出時に株式が大きく値下がりしていたら、現金など値下がりしていない資産で賄えるかと。

というわけで、ポートフォリオは資産全体で考えることが大切ですね。

ポートフォリオを組む3つのステップ

実際にポートフォリオを設定する方法を解説していきます。

今回は大まかな流れを紹介しますので、もっと詳しく知りたいかたはこちらもチェックしてみてください。
【簡単解説】投資のポートフォリオの組み方は?チェックリストで自分に最適なポートフォリオを組む


ポートフォリオを設定する方法は次の通りです。

  • 生活防衛費を取り分ける
  • 取れるリスクに応じて金額を決める
  • 銘柄を決める

それでは一つずつ解説していきますね。

生活防衛費を取り分ける

いくら投資するかを考えるのに、まずは生活防衛費を確保します。

なぜなら、投資は暴落があるからです。

コロナショックに代表される株価の大きな下落時には、投資金額を元本割れする可能性もあります。そういった場合に、下落した株式を売却しないで済むように生活防衛費を確保します。

具体的には、サラリーマンの方だと、半年から1年程度の生活費と予定する高額な出費分を取り分けます。

まめた

この資金が投資に回せる資金となります。

というわけで、株価下落を想定して、生活防衛費を確保しましょう。

取れるリスクに応じて金額を決める

次に投資に回せる資金のうちどれだけリスク資産に振り分けるかを決めます。

結論は、個人のリスク許容度に応じた、資産の振り分けを行います。

理由は、個人で値動きに対する感じ方が違うからです。

特に初心者の場合は、リスク資産を少額で運用しながら増やしていくのが良いと思います。

ここで、リスク資産と安定資産について解説しますね。

資産の種類について

  • 【リスク資産】株式,不動産etc.
    値動きが大きい資産
  • 【安定資産】現金,債券etc.
    値動きが小さい資産

全ての資産をリスク資産にしないのは、値動きに翻弄され売買をしてしまうのを防ぐことができるかと思います。

まめた

開始時は資産の10%程度を投資しました。

大切なことは、はじめはリスク資産を少額で運用し、徐々に増やしていくのが良いかと思います。

様々な情報を参考にリスク許容度のチェックリストを作成しました。問いに答えて自分のリスク許容度がわかるようになっています。資産配分を詳細に決めたい方はチェックしてみてください。

銘柄を決める

次に銘柄を選定します。

当ブログでは、インデックスと言われる市場全体を購入できる銘柄をおすすめしています。
その中で候補となる商品のは、投資信託かETFになるかと思います。

ジュニアNISAで運用するのであれば、投資信託をおすすめします。

根拠は、投資信託のほうが扱いやすく管理も楽だからです。

具体的には、投資信託とETFの違いは次の通り。

投資信託ETF
購入方法円で金額指定ドルで株数指定
配当金自動で再投資手動で再投資
運用規模小さい大きい

ETFは運用規模が大きく安心ですが、それ以外のポイントは投資信託より扱いにくいかと。

購入時にはドルなどに変換して購入します。また、株数指定なので、きっちり上限まで利用することが困難です。

配当金を受け取ることができますが、配当金を再投資したい場合、購入の手間がかかります。

ETFではジュニアNISAの年間80万円分の上限に達している場合は、配当金の再投資はできません。

以上のことから、強いこだわりがない場合は、ETFより投資信託をおすすめします。

実際に購入している銘柄・おすすめ銘柄

ここでは具体的な銘柄について掘り下げます。
次の通りに紹介していきますね。

  • ジュニアNISAで実際に購入している銘柄
  • ジュニアNISAのおすすめ銘柄

ジュニアNISAで実際に購入している銘柄

実際に購入している銘柄を紹介します。

ジュニアNISAで運用している銘柄は楽天VTI

正式名称は、「楽天・全米株式インデックス・ファンド」。人気あるファンドで、楽天証券以外でも買付可能です。

VTIというアメリカ市場全体に投資する投資信託になりますね。

理由としては、まだしばらくはアメリカが経済を牽引していくと予想しているからです。

まめた

実績で紹介したとおり、問題ないパフォーマンスです。

というわけで、現在は楽天VTIを運用しています。

ジュニアNISAでおすすめする銘柄

これからジュニアNISAを始めるかたにおすすめする銘柄を紹介します。

コスパの良い商品が誕生していますので、新しい商品を紹介していきます。

楽天VTIに変わるような商品も誕生しています。

まめた

ジュニアNISAは売却すると再利用できません。

そのため、ジュニアNISAの保有銘柄とは異なりますが、売却できない状況ですので、
今私が購入するならという視点でチョイスしてみました。

※好みのインデックスとランニングコストが低いものを選択しています。

第1位 SBI・V・全米株式インデックス・ファンド

第2位 SBI・V・S&P500インデックス・ファンド

第3位 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

まめた

別口座ですべて購入しています。

1位の銘柄は楽天VITと同じインデックスです。よりランニングコストが安くパフォーマンスも優れています。こちらの商品はSBI証券しか取り扱っていないため、気に入った方はSBI証券の開設がおすすめですよ。

開設無料 公式サイトへ

これからジュニアNISAをはじめるかたへ、おすすめ銘柄をさらに詳細に解説しました。銘柄選択のヒントになるかと。気になった方はチェックしてみてください。

ポートフォリオの注意点

ポートフォリオを決めて運用する上での注意点を解説します。

まめた

そもそもジュニアNISAは、リバランスできる制度ではありません。

注意点は次の通り。

  • ジュニアNISAはリバランスに向いていない
  • リバランス頻度が増えるとリターンが低下する

解説していきますね。

ジュニアNISAはリバランスに向いていない

ジュニアNISAは、リバランス(設定したポートフォリオに戻すこと)に向いていません。

なぜなら、ジュニアNISAは売却すると再利用できないためです。

具体例で解説しまsす。

step
1
開始時 上限 80万円分購入済み

銘柄A 40万円(50%) 
銘柄B 40万円(50%)

 

step
2
運用中

銘柄A 60万円(66%) 
銘柄B 30万円(33%) 
 にバランスが崩れる

 

step
3
リバランス

50%にするために銘柄A 15万円売却して、
銘柄B 15万円 購入したいけど

売却分は再利用できず、上限に達しているため購入できない。

 

繰り返しになりますが、ジュニアNISAはリバランスに向いていないと言えますね。

リバランス頻度が増えるとリターンが低下する

リバランスには手数料が掛かるのでリターンが低下する場合があります。

理由としては、売買時に手数料が必要な場合があるからです。そのため、リバランスの回数が増えるとコストが増えてリターンが低下してしまうかと。

投資信託に必要な手数料

【購入時】販売手数料
【売却時】信託財産留保額

リバランスしないためには
① 自動でバランス調整してくれる商品
② つみたて購入時にバランスを変えながら購入する

まめた

①は手数料が高い傾向ですし、②は購入に手間がかかります。

そのため、ジュニアNISAでは銘柄一つでも立派なポートフォリオです。

まとめ ポートフォリオで適切な運用をしよう

おさらいです。ポートフォリオを設定するためのポイントと注意点は次の通りでした。

ポートフォリオのポイント

  • 資産全体で考える事が重要
  • 一つの銘柄でも立派なポートフォリオ

注意点

  • ジュニアNISAはリバランスに向いていない

投資は継続することが大切ですね。なるべく簡単に運用することが大切かと。

ポートフォリオを設定して、資産形成していきましょう。


それでは、よいマネーライフを。

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