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【実績公開】まとめ|ジュニアNISAをはじめるべき1つのこと【実践ブログ】

ジュニアNISAってはじめるべき?
ジュニアNISAってお得?
ジュニアNISAどうやって活用する?

ジュニアNISAは他のNISA制度に比べると、人気が低い制度でした。

実はジュニアNISAは他の制度に負けないお得に利用できる制度です。

なぜなら、改正によりデメリットであった払い出し制限が解除され、使い勝手が向上したからです。

この記事はジュニアNISAを最大限活用するために、改正ポイントや運用方法、おすすめ銘柄、口座開設方法を紹介したまとめ記事です。

この記事を読むと解決する悩み

  • ジュニアNISAの改正で、お得に投資できる
  • ジュニアNISAを最大限活用することで、お得に投資できる
  • 必要書類を事前に準備して最短で開設できる

結論は、ジュニアNISAは改正により使い勝手が向上したため、利用すべき制度です。また、インデックス投資を目的に合わせてロールオーバーして運用することで、お得に活用することができます。

それでは解説していきます。

ジュニアNISAとは

子供名義の口座で年間80万円までの投資で得た利益を非課税で運用できる制度です。

まめた
一般NISAやつみたてNISAに比べ、ジュニアNISAは人気のない制度でした。

ところが廃止決定による改定により、使い勝手が向上しオススメできる制度となりました。

ジュニアNISA改正ポイント

改正による使い勝手が向上したポイントは次のとおりです。

改正ポイント

  • 改正前:18歳未満の払い出し ×
  • 改正後:いつでも払い出し     ○
まめた
改正前までは18歳になるまで払い出すことができませんでした。

払い出し制限が解除されたことにより、使い勝手が向上した制度となりました。

ジュニアNISAのメリット・注意点

ジュニアNISA改正をふまえたメリット・注意点は次の通りです。

メリット

  • 改正により2024年以降はいつでも売却可能
  • 自分に合った期間のNISA口座として選択できる
  • 非課税で運用できる枠(80万円/枠)が増やせる

注意点

  • 利益がでてないと意味が無い
  • ロールオーバーは手続きが必要
  • 途中で金融機関は変更できない

一度売却してしまうと、復活しないため注意が必要です。そのため、長期保有を前提としたインデックス投資と相性が良いです。

ジュニアNISAは途中で金融機関は変更できません。金融機関選びのポイントについても紹介していますので、是非チェックしてみてください。

【初心者向け解説】ジュニアNISAはやるべき!改正後に押さえるべき2つのこと【実践ブログ】

ジュニアNISAを利用すべき人は?

利用しやすくなったジュニアNISAは、次に該当する方が利用すべき制度です。

  1. 余剰資金がある
  2. 運用期間が確保できる

1つずつ解説していきます。

余剰資金がある

サラリーマンの方ですと、次の資金があれば残りは投資する余地があります。

  • 近いうちの大きな支出資金
  • 半年~1年分の生活資金

近いうちに車を購入するとか勤めていた会社が倒産した場合に多少の余裕をもっておくことがポイントです。

投資資金を確保するためには、固定費の見直しや共働きがオススメです。ランキング形式で紹介していますので、チェックしてみてください。
共働きで貯金 年間500万達成!資産形成方法をランキング形式で紹介

ほかのNISA制度は?

NISA制度には他にも、つみたてNISAもあります。

年間40万円以上を投資できるのであれば、期間限定であるジュニアNISA制度から利用することをオススメします。

運用期間が確保できる

投資というのは、増える場面も減る場面もあります。長期的にみると経済が成長するので、少しずつ増えることになります。

ただし、短期的に見ると減少することも考えられます。

次のグラフは期間によって運用成績が、どれだけばらつくかを示したグラフです。

保有期間は次のとおりです。

  • 5年間
  • 20年間

5年保有すると半分以上の確率でプラスにはなりますが、場合によっては元本割れの場合も考えられます。

20年保有すると4~6%に落ち着きます。

まめた
少なくとも5~10年は運用期間は確保したいです。

我が家の実績

2022年2月現在の実績です。先月から株価が下落する場面に入り、利益も減少していますが現状プラスです。

ジュニアNISA 実績 2022年2月現在

160万円 → 214万円 (+54万円)

まめた
銀行預金や学資保険ではここまで増えません。

最新の実績情報が知りたいかたはリンク先を確認してください。
楽天VTIをジュニアNISAで約2年運用した結果報告 実践事例

我が家の運用目的は

ここからはジュニアNISAを利用する目的を紹介します。

ジュニアNISAが作られた理由と我が家がどのような目的で、どのように運用しているか紹介します。

  1. 金融庁のねらい
  2. 我が家の目的・方針

金融庁のねらい

ジュニアNISAは以下の目的で創設されました。

  • 進学や就職に向けての準備金
  • 投資教育

出典 金融庁 ジュニアNISAの使い方

教育費のカバーが目的と思っていましたが、投資教育がある点も注目です。

子供名義の口座内で実際に運用するという実践型の教育ですので、狙い通りだと教育効果は高いです。

まめた
「投資教育」も含まれているのがとても良いポイントだと思います。

我が家の目的・方針

我が家でも以下のような目的でジュニアNISAで運用しています。

ジュニアNISAの目的

  1. 大学資金
  2. 金融教育

大学進学には多くの資金が必要です。その一部を補填するために利用します。また、金融教育も目的としてます。金融教育については後ほど紹介します。

ジュニアNISAの方針

  1. 枠を最大限(80万円/年)利用する
  2. ロールオーバーを活用する
  3. 大学資金の一部を補助する
  4. 子供へプレゼントする

非課税制度をフル活用するために、枠を最大利用 & ロールオーバーを活用する予定です。

また、利用としては大学資金の一部に充てることと、少しでも子供へ投資口座ごとプレゼントしたいと考えています。

金融教育ってなに?

金融庁の目的は投資教育という位置づけでした。我が家では、実際に銘柄選定や運用成績のチェックは年齢的に難しいと考え実践できていません。

そのため、次の通りのことを狙っています。

我が家の金融教育

  1. 投資の成果を結果として受け取る
    資産を増やす選択肢を知ってほしい
  2. 将来の万が一の生活防衛金
    保険費用を削減してほしい
  3. 親から子への金融教育のバトン
    自分の子供へも同様に行うための資金の一部としてほしい

GAFAMといわれる企業を中心としたのIT技術革新により、世界中がより近くに便利になっています。

このことは、日本における「年功序列」、「終身雇用」に終わりを告げました。

今後は、雇用環境の自由化が進む代わりに、お金に関する責任がより大きく重要になっていきます。

今までのお金に関する知識

  • 大企業に入り、サラリーマンになる
  • 給料をもらい、残りは銀行預金
  • 必要以上の保険加入

今までは企業が成長していたため、金融リテラシーは不要で大きな問題にならなかったです。

これからのお金に関する知識

  • 自分のスキルによって収入が決まる
  • 収入源の複数化、資産運用の多様化
  • 自分のリスクを把握し、必要最低限の保険加入

これからは、個人が資産を管理する必要があります。

そのためには、親も子供もお金に関する知識を学んでいく必要があります。そして、学ぶには実践が一番です。

まめた
子供たちが中学生くらいになったら、一緒に運用成績をチェックしたいです。

金融教育用にプレゼントする実践方法はあとで出てくる出口戦略のところで紹介していきます。

運用銘柄は?オススメあり

現在のところ、資産運用は順調です。実際に運用している銘柄やこれから始めるなら、どの銘柄がオススメか紹介します。

運用している銘柄は?

私が実際運用している銘柄は、「楽天・全米株式インデックスファンド」です。楽天VTIと呼ばれています。

ジュニアNISAはこれ一本で運用しています。

まめた
運用資産全体としては、米国、全世界、個別株など保有しています。

家族全員分の口座管理は大変ですので、子供の口座ではシンプルに運用しています。

オススメする銘柄は?

保有する銘柄はインデックス投資信託と呼ばれる銘柄です。

これから投資するのであれば、インデックス投資をオススメします。

なぜなら、インデックス投資は資本主義経済が続く限り、右肩上がりの投資だからです。

世界の経済は成長し続けています。資本主義経済では、世界中の株を平均すると少しずつ上昇しています。

資本主義が崩壊しないかぎり「いつまでも右肩上がり」は続くと言えます。

資本主義が崩壊しないと考える → 全世界に投資する

世界の経済を牽引しているのが、アメリカです。

現時点ではアメリカが世界をひっぱっており、成長もナンバーワンです。

アメリカがいつまでも牽引し続けることはないでしょうが、将来的にも鈍化しながらも成長していくのではないでしょうか。

アメリカ中心で経済が発展してくと考える → アメリカへ投資する

まめた
直近は 1.アメリカ 2.全世界を中心に運用しています。

資本主義経済の全体へ投資できるのが、インデックス投資をオススメする理由です。

インデックス銘柄の中から、私が今から購入するなら次のランキングになります。

SBI-SBI・V・全米株式インデックス・ファンド

今から購入するならこちらです。CRSP U.S.Total Marketに連動を目指したファンドです。

「楽天・全米株式インデックスファンド」と同じインデックス運用を目指しす投資信託です。

「楽天・全米株式インデックスファンド」よりこちらを選んだ理由は、信託報酬が安いからです。

まめた
ジュニアNISA口座以外で買付しています。

SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド

S&P500に連動を目指したファンドです。

人気インデックスS&P500を目指します。好みの差でこちらが2位となりました。

三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

MSCI ACWIに連動を目指したファンドです。

実はこちらも購入しているのですが、今回のランキングでは「これからから始めるなら」という観点をメインに選んだ結果です。

インデックスとは?ほかのインデックスは?銘柄選定をさらに詳しく解説しています。

ジュニアNISA開設に必要な書類は?

次に実際SBI証券でのジュニアNISAの口座開設に必要な書類を紹介します。

SBI証券での必要書類

すでに親の口座は開設している前提での必要書類になります。

SBI証券での必要な書類は以下の通りです。

SBI証券 必要なもの・書類

子供名義の銀行口座住民票の写しは準備に手間がかかりますので、計画的に準備しましょう。

口座開設までの期間は

完了するまでに1~2ヶ月は見込んでおきましょう。

開設にかかる日数

思った以上に開設までに期間がかかります。

ジュニアNISAは廃止が決定されていて、残りは2022年、2023年の2カ年分の枠しか利用できません。

注意ポイント

年末に開設しようとしても、今年分を投資できない恐れがあります。
事前に必要書類等を計画的に準備してスムーズに開設完了しましょう。

次の記事では手順に沿って詳しく解説しています。

ジュニアNISAの出口戦略を考える

非課税制度が利用できるのは、子供が18歳になるまでです。

5年間の非課税期間終了後にロールオーバーを行うと18歳まで非課税で運用できます。

終了時は、どのような出口戦略を行うのか紹介します。

目的から考える

我が家の目的は次の通りでした。

我が家のジュニアNISAの目的

  1. 大学資金
  2. 金融教育

そのため、基本的には 大学資金:50 金融教育:50

に分割して利用しようと考えています。

ロールオーバーを最大限に利用する

上記を目的としつつ、非課税制度を最大限に利用するにはロールオーバーが必須です。

ロールオーバーと移管イメージ

各口座終了時にはロールオーバーの手続きが必要となってきます。

最大限ロールオーバーを利用したいところではありますが、法律の未確定の部分や我が家の資産状況に応じて、対応していくことになります。

実際に証券会社への問い合わせた結果や現時点でのさらに詳細なプランを紹介しています。

まとめ

ジュニアNISAは改正により使い勝手が良くなりました。

ジュニアNISAとは

  • 子供一人1口座 80万円/年 18歳まで非課税で運用できる
  • 改正によっていつでも払い出し可能

ジュニアNISAは多くの方へオススメできる制度です。以下のポイントに当てはまるようなら利用しましょう。

ジュニアNISAを利用すべき人は?

  • 余剰資金がある
  • 運用期間を5~10年確保できる

現在のところ運用は順調です。目的を決めて運用しています。

我が家の実績・運用目的

【実績】
160万円 → 214万円 (+54万円)

【目的】

  • 大学資金
  • 金融教育

ジュニアNISAで運用しているのは1銘柄です。最近では運用コストの安い良い商品が発売されていますので、そちらをオススメします。

運用銘柄・オススメ銘柄

【運用銘柄】
楽天・全米株式インデックスファンド
【オススメ】
SBI-SBI・V・全米株式インデックス・ファンド

開設には思ったより時間がかかります。事前に必要書類を準備してスムーズに開設しましょう。

ジュニアNISA開設に必要な書類・期間

【必要書類】

■親

  • 本人確認書類 2点

■子

  • 子供名義の銀行口座
  • 住民票の写し
  • 本人確認種類 1点
  • マイナンバーカードもしくは通知カードのコピー

【開設までの期間】

1~2ヶ月はかかることも

ジュニアNISA終了時にはどのように売却を行うか計画しておきます。

ジュニアNISAの出口戦略

  • 半分は大学資金
  • 半分は金融教育としてプレゼント
まめた
ロールオーバーは手続きが必要ですので、忘れないようにしましょう。

ジュニアNISAは非課税枠を増やせるお得な制度です。個人としては金融教育を実践できるポイントもとても良いと感じます。

廃止になったのは残念ですが、今ある制度をフル活用して資産形成を行っていきます。

それでは。よいマネーライフを。

  • B!