運用方法

【徹底解説】投資方法とリスク6種類!資産形成に最適な投資とは?

投資の種類は?
様々な投資のリスクは?
自分に合った投資は?

 

実は投資にはいくつも種類があり、それぞれリスクが異なります。目的や自分に合った投資商品・方法を選択することが重要です。

 

なぜなら、投資の特徴を理解していないと適切に運用できず、リターンを得られないことや損失につながるからです。

 

 

まめた
私は昨年の一年間で資産額を
500万円増やせました。

平均年収の共働き夫婦ですので、ごく一般的な収入(手取り合計700万)ですが、少しの知識と一歩を踏み出すことができれば誰でも再現できます。

 

この記事では投資の種類とリスクを解説して、資産形成に適切な投資を紹介します。

この記事を読むと解決する悩み

  • 投資の種類とリスクがわかる
  • 資産形成に合った投資がわかる

 

結論は、投資の種類とリスクを把握して、インデックス投資信託をベースとした運用を行うことが大切です。

 

それでは解説していきます。

 

投資の運用~売却までやることをまとめた記事を作成しました。ポートフォリオを設定するのに大切なリスク許容度の考え方やリバランス方法、出口戦略では資産を減らさず売却する方法を知りたい方は【超初心者向け】年間500万円増!平均年収サラリーマンが実践する 投資の運用方法【まとめ記事】をチェックしてください。

 

リスクとリターンとは

投資で使用される用語として「リスク」があります。「リスク」とは危険という意味ではありません。

リスクとは変動(ブレ)の大きさを示します。

この図は以下のように言い換えることができます。

 

  • リスクの大きなものは変動が大きい
  • リスクの小さなものは変動が小さい

 

 

投資の種類とリスク

投資とは

投資の種類とリスクの大きさを見てみます。

 

 

投資商品のリスクおよび適切な投資期間

 

縦軸がリスクの大きさで、横軸が運用期間となります。

 

同じ株式を運用するにしても、長期で運用することと、短期で運用することは異なる観点で投資を行います。

つまり、どの投資を選ぶかだけではなく、どの投資をどれだけの期間運用するのかが重要になってきます。

 

まめた
運用期間を意識して投資することが大切です。

 

 

資産の種類

 

次に金融資産の種類を紹介します。

さきほどの「株式(短期)」は株式を短期取引する投資方法でした。実際に運用している資産は「株式」です。

「FX」では「通貨」を取引します。

 

一般的には次の通りです。

資産の種類

  • 株式
  • 債券
  • 通貨
  • 不動産
  • コモディティ(金、原油、大豆など)
  • その他(暗号資産など)

 

これらはアセットクラスとも呼ばれます。単体での取引や組み合わせの商品があります。

基本的には資産は分散することが勧められていて、自分に合った金融資産の割合を決め、商品を組み合わせていきます。

 

参考

  • 金融資産の割合=アセットアロケーション
  • 商品の組み合わせ=ポートフォリオ

 

 

株式、債券、通貨、不動産、コモディティは歴史のある金融資産と呼ばれており、古くからあります。

 

暗号資産などは歴史が浅い資産は資産形成には向かないと言われています。

 

投資方法と資産の関係図

投資方法と資産の関係をまとめました。

 

 

投資方法と資産の関係

投資信託(変額保険も同様です)は目的によって資産の組み合わせがたくさんあります。

 

 

投資信託にはインデックス型とアクティブ型がありますが、インデックス投資信託がオススメです。アクティブ型より優れる理由を解説していますので気なる方はチェックしてください。
【失敗!損失額あり】投資の失敗からわかる インデックス投資の強み4つ

 

 

リスクの種類

 

次にリスクの種類について解説します。

 

為替変動リスク

円と外国通貨の為替の変動によって、商品の価値が変動するリスクです。

米国株式を運用している場合だと、購入時より円安が進むと利益となります。逆に円高になると損失となります。

ポイント

日本で暮らしていると円を利用しますので、円→ドル→円の為替が発生します。

その度に為替によって価格が変動することになります。

 

 

価格変動リスク

値動きによるリスクで企業の業績や景気動向によって変動します。

株式の価格が安い時に購入し、高い時に売却できると利益が発生します。

 

信用リスク

債券を発行する国や企業などが、財務状況の悪化なので、債券を途中で償還したり、返済できない状態に陥ったりすることが発生するリスクです。

 

ポイント

債券に格付けがされておりBBB以上が投資適格とされています。

一般的には新興国が格付けが低く、先進国は格付けが高いです。
格付けが低い債券のことをハイイールド債と呼びます。

 

金利変動リスク

債券の価格は、金利が上がれば下がり、下がれば上がります。

 

金利変動による債券価格・利回りの関係

金利の変動が債券価格に影響を与えるリスクを指します。

 

地政学的リスク

特定の国や地域の政争や事件、紛争なのが周辺諸国や世界全体に影響を及ぼすリスクです。

 

 

カントリーリスク

海外に投資する場合、投資先の政治・経済・社会情勢の不安定化や混乱などで、価格が変動するリスクです。

 

 

資産形成に向いている商品とは

資産形成を行う目的にもよりますが、一般的には老後資金、教育資金、住宅資金などのライフイベントのための資産形成が多いです。

大切なライフイベントのための資産形成のためであれば、将来に利益として受け取る必要があります。

 

そこで、ここまでの投資方法の原則をゲームに当てはめて考えます。ゼロサムゲームとプラスサムゲームというゲームに分類できます。

 

ゼロサムゲームとは

ゼロサムゲームは参加者同士の資金のやり取りになります。参加者の資金はトータルで変わらず±ゼロです。

ゼロサムゲーム

 

 

 

プラスサムゲームとは

プラスサムゲームは企業が利益を生み出しますので、参加者の資金はプラスとなります。

プラスサムゲーム

 

 

 

ゲームの種類と対象

運用期間が短期のものはゼロサムゲーム、長期のものはプラスサムゲームとなります。

 

ゲームの種類 対象
マイナスサム ゲーム ギャンブル、宝くじ
ゼロサム ゲーム 先物・信用取引、FX、株式(短期)
プラスサム ゲーム 株式(長期)、長期保有の投資信託

※ギャンブル、宝くじは胴元が儲かる仕組みですので、マイナスサムゲームです。

 

 

資産形成に向いている投資はインデックス投資信託がオススメです。リスクとリターンのバランスが良いです。

組合せの一部ならよいですが、国債や変額保険では十分なリターンを得ることができません。

 

ポイント

資産を増やしたい初心者の方には、
長期間投資できる & 資本主義が成長するシナリオが信じることができる

のであればインデックス投資信託が最適です。

 

先物・信用取引、FX、株式(短期)は短期で大きなリターン・大きな損失になってしまうことがあります。性質を考えると資産形成に向いておらず、ゼロサムゲームであることを理解した上で投資することが大切です。

 

各投資の実績紹介 損失額あり

私はインデックス投資信託をメインに運用をしています。投資歴は5年目ですが、色々な失敗もありました。色々な経験をしたからこそ、インデックス投資信託の良さがわかりました。

それでは、実際に失敗した例をご紹介します。

株式(短期)編

損失額:¥12万(含み損)

株式(短期)とは、会社が発行している株式を個別に買い付け短期に売買することになります。現在日本株は100株単位を基本として取引されます。最近では手数料を上乗せするかわりに、1株単位でも購入できるサービスも開始されています。

 

購入する株式を発行している企業が重要です。財務は健全か、事業に継続性はあるか、環境に配慮した事業をしているか、魅力ある株主優待があるかなど、様々な情報を見て判断して購入します。

 

 

現在購入しているものの一部ですが、含み損の状態となっている物多数です・・

個別株の損失

一応今年中はホールド予定ですが、含み損の状態のまま抱えるのは正直気持ち悪いですね。短期的に利益を出そうとしたものが、結局このような状態になってしまっています。

 

 

アクティブ型投資信託編

損失額:¥29万(機会損失)

アクティブ型投資信託は、投資信託の一部で特定のテーマを目的として運用します。ファンドマネージャーが複数の株式を組み込み、運用期間中に銘柄の比率や入れ替えを行い積極的に運用する投資信託です。手間が掛かりますので信託報酬が高めになります。

 

生保販売員に言われるがまま購入してしまった失敗例です。商品の中身も十分に理解せず購入しました。

  • 購入金額:¥200万
  • 販売手数料:6%(実質 ¥12万)
  • 信託報酬:2%

2年くらい運用して、購入手数料を取り戻したところで売却しました。取り戻すまで期間がもったいなかったです。

 

この商品の利回りが3.2%でしたで、別の7%の商品を運用していたら、¥200万⇒¥229万 となっていました。つまり機会損失として¥29万の損失です。

 

まめた
早めに見切ることが大切です。

 

仮想通貨編

損失額:¥5万(含み損)

仮想通貨のビットコインを購入しました。まだ、ビットコイン自体には、どのような価値があるのか手探り状態です。そのため、価格の上下が激しいです。

 

¥10万購入して、¥7万まで価値が落ちました。個別株でも仮想通貨関連の株を購入していたため、総額 ¥5万程度の含み損のまま継続しています。

 

新しい投資は、周りも加熱して乗り遅れまいとしてしまいました。法整備も未熟ですし、どうしても投機的になっています。

 

まだもう少し様子見ですが、周りに流され、価値が高いところで買ってしまった良い教訓となりました。

大きな損失を抱える可能性のある投資とは

 

ここからは私も未体験となりますが、初心者には特にオススメしない投資です。十分にリスクを把握していないと、大きな損失を抱えることになります。それは、先物取引、FX、信用取引です。

 

先物取引、FX、信用取引とはレバレッジを利かせることで、少額の資金で大きな利益を目指すことができます。逆に大きな損失にもつながる可能性があります。

 

相談系掲示板にあった情報を参考にしてみますと次のような実例があったようです。金額は変更しています。

信用取引を使って¥100万の資金で¥300万分の株を買い、50%下落した。

損失は¥300万円×50%=¥150万となる。しかし、資金は100万円しか持っていないので、投資資金の全額を失います。しかも、足りない金額は借金という形になります。

 

レバレッジの取引は、初心者が手を出してはいけません。

 

 

今までの失敗経験で、インデックス投資信託に関しては大きな失敗はありませんでした。

 

まとめ 資産形成にはインデックス投資を中心に投資する

今回は投資方法のリスクや資産の種類についてまとめました。それぞれの特徴を理解して運用することが大切です。

 

  • 投資と資産の種類によってリスクは異なる
  • 資産形成には適度なリスクのインデックス投資信託がオススメ

 

資産形成にはインデックス投資を組み入れることが大切です。特に初心者のかたは、インデックス投資信託から始めることをオススメします。

 

まめた
インデックス投資を中心にほかの投資を行うことで、精神的にも安定して投資できます。

 

 

それでは。よいマネーライフを。

-運用方法
-, ,