資産形成の公式は
収入 - 支出 = 資産
という式ですが、収入と資産を増やすのは、結構ハードルが高いです。
そのため、資産形成のはじまりは支出の最適化を行うことをオススメします。
大きな支出の見直しポイントは下の記事にまとめています。
節約するならまず固定費を 年間100万円以上節約する 3つの方法
大きな支出は人による価値観が大きく関わります。
大きな効果を得ようとすると、価値観を見直す必要がありハードルは高めです。今回紹介する節約術はハードルが低いです。
今回紹介する節約術すべて実践しますと年間36万円節約できます。
弁当持参
¥500掛かっていた昼食を弁当持参にすると¥250の材料費になり
夫婦分で年間¥12万節約できます。
弁当を作る手間は発生しますが、
弁当を買いに行く手間の方が大きいと考えています。
昼休みに昼食を買いに行く手間が面倒なので結果的に弁当持参している形です。
弁当は朝食準備時に夫婦で分担して作っています。
メニューは夕食の残りが日替わりでサイドメニューはほぼ固定です。
弁当作りも負担を極力減らしルールに沿って作るのが、続けるコツかもしれません。
家事のコツをこちらで紹介しています。
家事(食事、洗濯、掃除)を分担して、共働きを無理せず続けるための3つのステップ 実践編
弁当費だけでなく、弁当を得るための手段もポイントとして見直してみましょう。
ふるさと納税
大体年収400万夫婦ですと年間¥8万(目安)の寄付控除を受け かつ ふるさと納税品もゲット出来ます。
少しずつ改悪されている感じありますので、早速利用しましょう。
以前までモンベルポイントをもらっていたのですが、
なくなっていまいました。
還元率も問題の自治体があったりして厳しくなっておりますので、
制度改悪の可能性があります。
会社員ですと確定申告なしでいける制度(ワンストップ納税)もありますので、
手間の割に効果が大きいですね。オススメです。
外食を減らす
日本は外食費は安いです。安いですが、見直しポイントとしては
効果が大きい方になるかなと思いエントリーです。
共働きだと「毎日しんどいから休日くらいみんなで外食しようか」
なんてありがちです。定番イベントになっていたりしませんか。
たとえば家族4人で1回あたり¥5000掛かるとします。
月2回行っていたら、外食を月1回に減らしましょう。
年間¥6万の節約できます。
最近は外食したくても出来ない状態ですが、
解除された暁には、羽目を外しすぎないよう注意ですね。
ジュースを買わない
習慣になっていて一日1~2本購入される方もいらっしゃるのではないのでしょうか。
今回は夫婦が一日1本平日に購入する場合だと
年間¥5.7万節約できます。
会社でも自動販売機などが設置されていて身近な存在ですが、
水筒を持参して利用を控えましょう。
ポイ活
最近楽天経済圏などのポイント活動を耳にします。
私も楽天ポイント活動を初めてみました。
ふるさと納税の品も購入できるので、¥10万購入の約1万ポイント
還元された月もあります。還元率がキャンペーンの参加方法によって大きく
変わるのですが、10%還元はそう難しくないと思います。
また、楽天以外を利用する場合は
高還元ポイントクレジットカード + Kyash でポイントを受け取ることが出来ます。
私は1.7%+1% を得ています。
はじめの手間だけで自動でポイントが付きます。
今回は 毎月3万円ずつ購入して 10%還元と2.7%還元を受け取ると
年間¥4.5万(年間購入72万相当)をポイントとして受け取り節約できます。
ビール見直し
お酒おいしいですよね。
ここでは1週間で350mLを5回分を見直します。
夫婦で飲むご家庭では、もう少し多いかもしれませんが、
節約額を最終的にかけ算してください。
ビールを第三のビールもしくは炭酸メーカーハイボールに切り替えた場合
年間¥2.4万節約できます。
尿酸値が高い場合は炭酸メーカーハイボールをオススメしますよ。
毎日でなくて、週に3回にするとか、
回数も減らせたら、財布にも体にも良いですね。
アルコールはストレス解消の助けにもなりますが、
取り過ぎに注意です。なかなかできませんがw
サブスク見直し
ここからは人によって大きく異なるので、効果測定不能です。
サブスクリプションサービスって最近流行っていますよね。
新しく便利なサービスを提供してきますので、
本当に自分に必要なものだけに絞ることが大切です。
多くは解約するまで、
自動的に固定費としての引き落としですので、
しっかり必要なものだけに絞らないといけません。
私は後述するAmazon の Unlimitedの罠にはまっておりますw
服はワークマン
ピンポイントでオススメしてしまってますが、ワークマンの服はコスパ最高です。
ワークマンは現場で働く人のための作業服を取り扱っています。
最近は高い機能性を様々な分野にラインナップを広げています。
スポーツ向けやキャンプなどのアウトドア向けの
商品開発も行っており、デザイン性も良くなっています。
人気も出てきていて急成長している会社です。
万人には向かないかもしれませんが、
一度はみる価値ありです。
本はUnlimited or 図書館 or 古本
自己投資の一つとして、読書をオススメしております。
以前は、図書館と古本購入を活用して読書しておりました。
最近Amazon の Kindleを購入して、Unlimitedを利用し始めました。
使い勝手は上々です。
自己投資として毎月¥5000は図書費を充てていましたが、
Unlimtedですと毎月¥1000で読み放題です。
はじめたばかりなので、今は読みたい本がたくさんありますが、
続ける価値があるかはしばらく利用して様子見していきたいと思います。
明瞭会計
夫婦の給与や支出はお互いが把握しておくと良いと思います。
お互いがお互いを頼って「貯めてるだろ」って思っていていざフタを開けると
どちらも貯蓄ゼロだったということもあるようです。
家計簿やバランスシートを作成して夫婦で共有しましょう。
家計簿についてはこちらで紹介しています。
続かない人必見 続く家計管理 5つの方法
バランスシートについてはこちらで紹介しています。
資産を見える化! バランスシート作成のススメ 3つのポイント
まとめ
効果が計測できたものだけですが、まとめてみます。
節約術 | 概要 | 年間効果 |
弁当持参 | ¥500 ⇒ ¥250 夫婦分 | ¥12万 |
ふるさと納税 | 年収400万夫婦分 | ¥8万 |
外食を減らす | 毎月2回 ⇒ 1回 ¥5000/回 | ¥6万 |
ジュース買わない | 毎日1本 ⇒ 水筒持参 | ¥5.7万 |
ポイ活 | 楽天ポイント、クレカ+kyash(¥72万分購入) | ¥4.5万 |
ビール見直し | ビール ⇒ 第三のビール or 炭酸メーカーでハイボール | ¥2.4万 |
合計 | ¥38.6万 |
最後に毎年¥39万(毎月¥3.25万)を5%で運用した18年後の結果をみてみましょう。
子供が生まれて大学資金を節約によって賄おうという考えです。
何もしない | ¥0 |
節約して貯蓄 | ¥708万 |
節約して運用 | ¥1134万 |
これなら、一般的な学費は賄えそうですね。
節約と複利の力は偉大です。
お金を使うことは楽しいですし、麻痺していきます。
日々のお金を使うタイミングで少し踏みとどまるには、
「今月使いすぎたな」とか「目標を達成しなければ」という自制心が必要です。
その時に、お金の流れの見える化をしておけば、
より強く自制ができるのではないでしょうか。
また、
企業はよいサービスを提供しないと残れません。
たとえば、企業はCMを全力で作成していますので、目論見どおり消費者は購入します。
CMをみれば欲しくなるのは当たり前です。
本当に欲しいのか、自分にはどんな価値があるのか
お金を使う時に少し考えることが大切ですね。
日々煩悩との戦いですw
お金の使い方は自分の価値観をしっかり見極められているかが重要です。
優先順位をつけないと、資産形成は成し得ないことが改めてわかりました。
目標に向かって頑張りましょう。
それでは、よいマネーライフを。